『ミレニアム2』、けっきょく上巻の半分読んだところから始めて、一日で読んでしまい、お急ぎ便でも待てないと思って『ミレニアム3』上下巻を本屋に買いに行った。
意外と、というか、女の戦いの物語で、
(女と社会との戦い、という意味も含まれる)

修羅雪姫、というタイトルでも合いそうなくらい。

キル・ビル』という映画が公開されたときに、

「なぜレイプシーンがないんだ。観客の全員がこの復讐に怒りを燃やすための動機づけとして、あるべきだろう」

という意見があったが『ドラゴン・タトゥーの女』には、ある。
「あんな奴殺してしまえ」と思わせるようなシーンがある。
『ミレニアム2』にも、あるのだ。他の男で。レイプではないけれど。
脇役の女性たちが受けるセクハラ、パワハラ描写もなんだか細かいし、
今のところ、女のハードボイルドを描こうとしているように感じている(まだ3は読み終えていない)。

週末は、薔薇を見に行った。
夜中、夢みたいな光景を見た。